Introductory text
1970年、ジュネーブのモーターショーで最初に発表されたSMは、同車独自のイノベーションは勿論、DSのハイドロニューマチック・サスペンションといった、他の車両で別々に提案されていた技術的なソリューションを統合したものでした。サーボ制御のパワーステアリングシステムが、停止時のトータルサポートを確実にし、SMを街中での運転が非常に快適な車にしています。
そのエアロダイナミック・ラインはロベール・オプロンによるデザインで、最大限の秘密厳守のために、試験中はSMのベース上にDSのボディが載せられていたといいます!
1973年の石油ショックにより、その成功は限定的であったものの(販売の1/4は米国だったため)、SMはジョルジュ・ポンピドゥー大統領から評価を得ました。アンリ・シャプロンがリデザインした、コンバーチブルのSMプレジデンシャルは、2台だけ生産されました。